relref
ページへの相対パーマリンクを返します。
この関数は、以下の 2 つのパラメータを受け取ります。
- 相対パスを解決するページのコンテキストで、通常は現在のページ (
.
) - ファイル拡張子の有無、アンカーの有無にかかわらず、ページへのパス。 先頭に
/
がないパスは、まず指定されたコンテキストからの相対パスを解決し、次にサイトの残りの部分からの相対パスを解決します。
{{ relref . "about" }}
{{ relref . "about#anchor" }}
{{ relref . "about.md" }}
{{ relref . "about.md#anchor" }}
{{ relref . "#anchor" }}
{{ relref . "/blog/my-post" }}
{{ relref . "/blog/my-post.md" }}
返されるパーマリンクは、サイト設定で指定された baseURL の プロトコル + ホスト部分 からの相対パスです。 たとえば、以下のようになります。
コード | baseURL | パーマリンク (Permalink) |
---|---|---|
{{ relref . "/about" }} |
http://example.org/ |
/about/ |
{{ relref . "/about" }} |
http://example.org/x/ |
/x/about/ |
他言語版ページへの相対パーマリンクを返す場合は、以下のようになります。
{{ relref . (dict "path" "about.md" "lang" "fr") }}
ページの別の出力形式への相対パーマリンクを返す場合は、以下のようになります。
{{ relref . (dict "path" "about.md" "outputFormat" "rss") }}
ページを一意に解決できない場合、Hugo はエラーまたは警告を発します。 エラーの動作は設定可能です。 「Ref と RelRef の設定」 を参照してください。
この関数は、Hugo の組み込み relref
ショートコードで使用されます。 このショートコードをコンテンツ管理に活用する方法の詳細については、「リンクとクロスリファレンス」
を参照してください。