hugo
hugo
関数を使用すると、Hugo 関連のデータに簡単にアクセスできます。
hugo
は、以下の関数を含むインスタンスを返します。
hugo.BuildDate
- (
string
) RFC 3339 でフォーマットされた、現在の Hugo バイナリのコンパイル日で、たとえば、2023-05-23T08:14:20Z
です。 hugo.CommitHash
- (
string
) 現在の Hugo バイナリの git コミットハッシュで、たとえば、0e8bed9ccffba0df554728b46c5bbf6d78ae5247
です。 hugo.Deps
- (
[]*hugo.Dependency
) hugo.Deps を参照してください。 hugo.Environment
- (
string
)--environment
CLI フラグで定義された現在の実行環境で、たとえば、development
、production
です。 hugo.Generator
- (
template.HTML
) サイトを生成した Hugo のバージョンに対応する<meta>
タグを出力します。hugo.Generator
は 完全な HTML タグを出力します。 たとえば、<meta name="generator" content="Hugo 0.112.0" />
といった具合です。 hugo.GoVersion
- (
string
) Hugo バイナリがビルドされたときの Go のバージョンで。たとえば、go1.20.4
を返します。 hugo.IsExtended
- (
bool
) これが拡張版の Hugo バイナリであるかどうかを返します。 hugo.IsProduction
- (
bool
)hugo.Environment
が本番環境に設定されている場合、true を返します。 hugo.Version
- (
hugo.VersionString
) 使用している Hugo バイナリの現在のバージョンで、たとえば、0.112.1
です。 hugo.WorkingDir
- (
string
) プロジェクトの作業ディレクトリで、たとえば、/home/user/projects/my-hugo-site
を返します。
hugo.Deps
hugo.Deps
はプロジェクトの依存関係のリスト (Hugo モジュールまたはローカルテーマ コンポーネント) を返します。
それぞれの依存関係には、以下が含まれます。
- Owner
- (
*hugo.Dependency
) 依存関係ツリーでは、このモジュールを依存関係として定義する最初のモジュールです。(例えば、github.com/gohugoio/hugo-mod-bootstrap-scss/v5
)。 - Path
- (
string
) モジュールパス、またはthemes
ディレクトリ以下のパス (たとえば、github.com/gohugoio/hugo-mod-jslibs-dist/popperjs/v2
) を返します。 - Replace
- (
*hugo.Dependency
) この依存関係に置き換えられました。 - Time
- (
time.Time
) バージョンが作成された時刻で、たとえば、2022-02-13 15:11:28 +0000 UTC
です。 - Vendor
- (
bool
) 依存関係がベンダーされている場合に、true
を返します。 - Version
- (
string
) モジュールのバージョンで、たとえば、v2.21100.20000
です。
以下は、依存関係をリストした表の例です。
<h2>Dependencies</h2>
<table class="table table-dark">
<thead>
<tr>
<th scope="col">#</th>
<th scope="col">Owner</th>
<th scope="col">Path</th>
<th scope="col">Version</th>
<th scope="col">Time</th>
<th scope="col">Vendor</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
{{ range $index, $element := hugo.Deps }}
<tr>
<th scope="row">{{ add $index 1 }}</th>
<td>{{ with $element.Owner }}{{ .Path }}{{ end }}</td>
<td>
{{ $element.Path }}
{{ with $element.Replace }}
=> {{ .Path }}
{{ end }}
</td>
<td>{{ $element.Version }}</td>
<td>{{ with $element.Time }}{{ . }}{{ end }}</td>
<td>{{ $element.Vendor }}</td>
</tr>
{{ end }}
</tbody>
</table>